株式会社ユーディージャパン

人材教育・出版・ユニバーサル環境の推進

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論文・ケース試験の作成・評価
第1回 効果的な昇格試験づくりセミナーのご報告

第2回 セミナーのご報告はこちら

効果的な採用・昇格試験を提供するUDジャパンのアセスメント事業
UDジャパンでは、創業以来30数年にわたり、人材育成に関する仕事を行い、ここ十数年は入社や昇格のための問題づくり・論文評価を一つひとつ手づくりで創意工夫しながら行ってまいりました。これらは多種多様なお客様からご支援・ご協力をいただきながら体得してきた経験知でもあります。今回は、少しでも皆様のお役に立てればという思いで、こうしたノウハウを、セミナーという形で皆様と共有させていただきましたので、ここにご紹介いたします。

日時:平成25年7月25日(木)16:00〜
場所:株式会社UDジャパン 研修室
ご参加者:8名様


セミナー内容

16:00〜 内山からのご挨拶

【第一部】論文試験の作成・評価

講師:田島 昌洋

(1)論文試験の概要
・論文試験実施の流れと期間
・第1アセッサーと第2アセッサーの役割
(2)テーマとは
・テーマ例
・テーマご相談例
(3)論文試験の評価軸
(4)評価方法

【第二部】ケース試験の作成・評価

講師:田島 昌洋

(1)ケース試験の概要
・ケース試験実施の流れと期間
(2)ケース試験の評価軸
(3)ケース評価のポイント
(4)全体を総括する打ち合わせ
・論文試験 総評例
・ケース試験 総評例
・ケース問題と論文問題の比較
(5)階層ごとに実施される試験例

隠れた第三部……懇親会

引き続き、同会場にて懇親会を行いました。
御中元のいただきもののビール、近所の食料品店で購入した食材など、出来る範囲の手作りおもてなしでしたが、終了時間を回っても、皆様と楽しく話が弾み、楽しいひとときを過ごさせていただきました。
心より感謝いたします。

懇親会で、ご提供いたしました日本酒は、「大橋酒造 天」という弊社のブランドでした。

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質疑応答

セミナーでは、多くの質問をいただきました。そこでいただいた質問の中から、特に論文やケース試験の評価でよく聞かれるものをご紹介します。

  • アンダーラインや強調文字を入れた論文は見やすく訴求力が高い、という説明がありましたが、実際論文を記述させる上で、「これをしてはいけない」などの制限などを設けることはないのでしょうか。
  • 文字数や枚数などの制限はありますが、表記上での制限は特にありません。 実際に評価した答案の中に、マーカーで重要箇所に印をしたものがありましたが、見やすく、主旨がわかりやすく表現されており、訴求力は高いと思いました。相手に伝えるために工夫する姿勢は評価に値すると思います。
  • 図表ばかりを多用する人と、図表なしでびっしり文章が書いてあって文章表現力に長けている人と、どちらがよいのでしょうか。
  • やはり前者のほうがよいと思います。図表のみというのは問題だと思いますが、様々な企業から技能系の方々は文章を書く機会が少ないので、なかなか論文試験に合格できないというお悩みを聞きます。忙しい日々において、びっしり書いてある文章を読みたいと思うでしょうか。いくら文章表現力に長けていても、やはり見てわかることが重要であり、ビジネスの場でそんなにびっしりと文章を書く機会はあまりないと思うのです。
  • 結局のところ、論文で高評価の人は、文章力が高い人なのではないでしょうか。それとも文章力がなくとも、わかりやすければ評価されるのでしょうか。
  • 評価軸にウエイトをかけることがよくありますが、「文章表現力」の軸はウエイトが低めになります。受験者は文章のプロではないので、必ずしも整った文章が高評価になるわけではありません。文章が稚拙でも、主体性があるものは高評価になります。
  • 論文の評価についてクレームが入ることもあるかと思いますが、それは直接本人から来るのでしょうか。
  • 評価に異議がある場合は、人事部経由できます。受験者はUDジャパンの存在を知らないと思われます。
  • 社内でケース試験を実施していますが、この試験で評価が良くても果たして優れた人材といえるのか、疑問を感じています。
  • 確かに、この試験に受かったから良い人材だと言い切れない面もあるかもしれません。しかし、組織やマネジメント等のことについて日頃から学習しているか否かの差ははっきりと出ます。試験に受かればよいと対策を練る受験者も存在します。試験対策を練るのはどうかという問題はありますが、どのような状況においてもケースの主人公の立場に立ち、課題解決に向けた行動を描けることは一定の評価に値すると思います。ケース試験を実施したお客様で、これまでまったく注目されていなかった技能系の方がトップの評価を得たことがあります。今後、その方の人材育成方針を変えるとのことでした。このように埋もれた人材の発掘につながることもあります。

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講師所感

この度はご多用な折、「第1回 論文・ケース試験の作成・評価」セミナーにご出席いただき、誠にありがとうございます。

今回は、論文・ケースの概要にとどめず、UDジャパンの試験実施の運営方法、論文テーマの意味や種類、評価軸の考え方、評価の仕方などを具体的に紹介させていただきました。これは、十数年にわたって培ってきたノウハウといった大層なものではないと思っておりますが、一つひとつ手づくりで創意工夫しながら、また、多種多様なお客様からご支援・ご協力をいただきながら体得してきた経験知です。少しでも皆様のお役に立てればという思いで、お伝えさせていただいたものです。

私、講師役はまだまだ不慣れであり、しかもアセスメントに関して、外部のお客様をお招きするセミナーは当社初の試みであり、ハラハラドキドキで当日本番を迎えました。お聞き苦しい点、至らない点などが少なからずあったと思うのですが、受講者の皆様が親身に耳を傾けてくださったことに助けられ、何とか乗り切ることができました。心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

また、途中で多くのご質問をしていただいたことも、大変有り難いと感じました。内容としては、逆に弊社にとってとても参考になるものが多く、今後、今までにない提案をする礎となり、様々なことに気づき学ばせていただきました。

最後には皆様に自己紹介をしていただき、思いのほか、多くの情報を得られたことは大変勉強になりました。感謝申し上げます。

セミナー終了後には、同じ会場内で懇親会を開催させていただきました。多くの方々と公私にわたって忌憚のない楽しいお話ができ、親交を深められたことはとても嬉しく、大変有意義な一日となりました。厚く御礼申し上げます。

次回は、8月23日(金)に「知識試験」についてのセミナーを開催いたします。知識試験は、人事アセスメントの大きな柱の一つです。当セミナーでは、知識試験を実施する背景や目的、効果などについてご紹介させていただきます。また、知識試験は自社内で内製なさっているお客様が多いものです。問題作成にまつわる細かいスキルも含め、実践的な内容とする予定です。次回も終了後には懇親会がございます。
ぜひ、皆様ふるってご参加いただきますよう、何とぞ、よろしくお願い申し上げます。

UDジャパン 取締役 田島 昌洋

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アンケート結果

終了後、7名様にご参加いただき、アンケートを取らせていただきました。

1.セミナー全体について、5点満点で評価していただきました。
質問 評価点
(1)本セミナーは、総合的にみて有意義なプログラムでしたか? 平均4.0点
(2)論文試験の作成・評価について、要点は把握できましたか? 平均4.3点
(3)ケース試験の作成・評価について、要点は把握できましたか? 平均3.9点
(4)講師の進行および説明はわかりやすかったですか? 平均4.4点
(5)ここで学んだことは、自社の昇格試験に活用できると思いましたか? 平均4.0点
2.このセミナーで、良かった点やためになった情報をお寄せいただきました。(複数意見はまとめております)
  • 論文試験の加点ポイント・見るべき項目・要点などを、新たに知ることが多かった。
  • 文章力を見るだけが論文評価ではなく、伝える力が重要と知った。
  • ポイントを絞って、短時間で有意義な内容だった。
  • 評価軸について、事例とともに説明してもらえて良かった。
  • 論文テーマの作り方が大変参考になった。
  • 論文評価の社外委託は、公平に判断でき、昇格ツールとして有効だと感じた。
  • アセッサーが論文評価を行う際の視点を学んだ。
  • 論文評価の流れがわかった。
  • ケース試験という新たな分野を知ることができた。
3.次回に向けての改善点をお聞かせいただきました。(複数意見はまとめております)
  • 配付資料の字が少し小さかった。
  • テーマやその回答例の、他社例をもっと見たかった。
  • 短時間でも、ディスカッションの時間がほしかった。
4.その他のご意見です。(複数意見はまとめております)
  • 論文試験は評価がしづらく、公平性に欠けるイメージがあったが、そうではないことがわかった。
  • 会社から遠いので、次回の知識編も同日に実施してほしい。
  • 少人数で、よい環境でした。

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